予防歯科を重視

テレビでもよく医療費の急速な増加が起こっているというのを見たことがある人も多いと思います。この影響を直に受けるのは、もちろん病院や歯科などをはじめとした医療機関です。医療費の国の負担を抑えるために、健康保険による負担の割合も今では3割と大きくなってきました。今後も4割、5割と増えていくことも充分に考えられます。この負担の増加から、少しのケガや病気では病院や歯科などに行きづらくなってしまう場合が多くなるでしょう。これにより、歯科などでは需要不足により経営が圧迫されてきています。なので、これからの歯科の経営体制は、病気になる前の予防歯科というものに力を入れてくることが予想されます。本当に病気になって高いお金を支払うよりも、事前に格安の予防歯科を受けて結果的に医療にかけるお金を安くすることが主体となってくるのでしょう。

このように医療費の増大によって、結果的に国民の医療にかける金額の負担が重くなるという負のスパイラルが今の日本では起きようとしています。ここでは歯科に注目して説明していきます。各家庭で万が一病気になってしまったときに、どのくらいのお金までの治療を目安にするかを話し合っている場合も多いとは思います。虫歯などはきちんとした口のケアによって未然に防げる可能性が大きいです。虫歯になってしまったら、費用も高くなり、もしその費用があらかじめ自分たちで決めていた金額より超えてしまったら、それ以上の治療はせずに我慢をするというようなことにもなりかねません。なので、虫歯にならないように予防をするという目的で歯科を利用することがとても良いのです。

偶然が呼んだ施術方法

インプラントの画像

インプラントとは「移植」「埋め込む」等の意味のある言葉です。歯の治療の歴史はとても古く、最古のインプラントは紀元前の古墳から発見された顎の骨で石や貝殻を加工したものが歯に埋め込まれていました。現在、単にインプラントと呼ばれるものは骨と直接結合する骨結合型インプラントを略したものを指すのが一般的です。これは、スウェーデンの学者が偶然に発見したことから始まります。

ブローネマルク博士がウサギの骨にチタン製器具を埋め込んだ実験を行ったところ、終了後に埋め込んだ器具が骨としっかりと結合しているのを偶然発見しました。その後、この骨とチタンの結合状態の研究と実験を繰り返し、1965年にネジのような形のチタン製インプラント体を用いてヒトへの臨床応用が開始されました。その研究成果が骨結合型インプラントです。

歯をなくした場合の治療にはいくつかの方法があります。それぞれの違いを理解し治療方法を工夫することで多くのメリットを得ることが出来ます。インプラントの治療以外にブリッジや入れ歯があります。ブリッジのメリットは固定式なので違和感は少ないこと、入れ歯は健全な歯を削らずに治療できることと取り外し洗浄し清潔に保てることです。

重要な耐用年数はインプラントの半永久的な使用が可能なことに対し、ブリッジは7から8年で入れ歯は3から5年で修理または新作を検討するのが一般的です。しかし、インプラントの治療期間は一年程度かかることもあり他の治療法に比べ長期時間の拘束を受けますしまた、保険適用外なので経済的な負担も大きくなります。どの方法が良いか十分検討が要りますが、歯を長持ちさせるために毎日の正しい歯磨きが何よりも大事です。

基本情報を知って治療

歯並びは人間にとって非常に大事なことです。歯並びがよいと咀嚼が良く、食事が非常に美味しく感じるのです。また奥歯をしっかりかみ締めることができるので、必要な時に適正なパワーを発揮することができるようになるのです。そして何より歯並びが良いと見た目の印象が良くなるのです。口元が品良くなり、笑顔の時に魅力が増すのです。歯並びを良くすると沢山のメリットがあり、歯並びにコンプレックスがある場合は矯正歯科治療を施すと良いでしょう。

一般的には歯の表面にワイヤーとブラケットといった装置を装着し、歯に微弱な力を加えて治療をするのです。しかし歯科矯正治療は健康保険適応外の治療になるので、その料金は非常に高額であり100万円前後が相場になります。また月に一度通院しワイヤーの交換やクリーニング費用として毎月5000円前後の料金もかかってくるのです。

このように歯科矯正治療は非常に料金が高い治療であるものの、治療を完了すれば様々なメリットがもたらされるのは言うまでもありません。また治療法も多様化しており、治療の料金の幅も広がりつつあるのです。歯科矯正治療は歯の表面に装置をつけるのものが歴史的にも長く、一般的な治療法でした。しかし現代ではマウスピース矯正、裏側矯正治療なども新たに登場するようになっているのです。

マウスピース矯正は従来の歯科矯正治療よりも料金が比較的安く治療を始めやすいものとなっています。相場は80万円前後であり、歯の表面に装置をつけたり交換する手間暇がない分リーズナブルになっているのです。一方裏側矯正治療になると高度な技術やノウハウを必要とする治療で120万円前後が相場であり割高なのです。

専門性のある歯科医院

歯科は一般の他に、審美、矯正、小児、予防歯科などの専門診療があります。以前では考えられないほど治療が発展したおかげで、患者は必要な専門分野に合わせて病院を選択ができるようになりました。基本的に一般歯科の看板を掲げているところであれば、子供から老人までどんな治療でも引き受けてもらえますが、より専門分野に精通した専門医であれば一般歯科に内容なサービスや治療内容が望めることがあります。

たとえば専門に診療しているところであれば、その分野の最先端の技術をどんどん取り入れて治療をしてくれていますから、より高度な治療を受けたいと考えている人にとっては大変ありがたい存在になるはずです。このように診療項目が医者並みに分かれることによって選択肢も広がり、患者が受けられる恩恵も多くなります。

近年において歯科医は、その資格保持者の増加により過剰状態である事が指摘されています。たしかにどこの町でも、見渡せば各町内に複数の歯科医院を見つけることができます。こうして過剰供給されたことによって一軒当たりの診療が減り、歯科医がもらえる報酬もそのぶん減少してしまいました。こういった状況は歯科医にとっても死活問題であり、そのためより専門性を高めることによって他の歯科との差別化を図る狙いがあります。それ以外にも自分の得意分野を極めたいという医師自身の向上心もあり、これらの専門分野が今後どういった進化を遂げていくかにも注目したいところです。患者としても選択の幅と医療の発展は喜ばしい物ですから、これからもどんどん発展していってほしいと考えています。

自分に合った治療法を

矢印

歯科治療を受ける際に見ておきたいことは、それぞれのクリニックでどんな治療を行なっているのかということ。歯科という看板を掲げているところであれば、どこで治療をしても同じだと考える人は多いです。しかし、よく見てみると歯科によって治療方針は違いますし、設備や対応も異なります。特に保険が使える治である場合を考えると、同じ負担分で全く異なる治療を受けることになるのでその差は大きいでしょう。できれば、綺麗なクリニックで患者目線の治療を受けたいと考える人が圧倒的に多いはずです。ですから、歯科を利用する際はクリニック自体の中身を知ってから利用するようにしましょう。

歯科クリニックの利用者は、歯のトラブルを抱えた人であり大人から子供まで幅広い人達が利用をすることになります。その中でも小さな子供を連れて利用する親御さんも中にはいて、自分や子供の歯の健康を考えています。このような時に選んでおくべきクリニックは、親子でも通いやすい歯科。最近は小児専門のクリニックの設備が充実しており、嫌がる子供が楽しく歯科治療を受けられるような施設から、大人が治療をしている間に子供を預けることができる施設まで併設されています。ちょっとした配慮ではありますが、利用する子供も大人も満足して歯の治療を受けることができることでしょう。

もちろん、大人も利用しやすいエステサロンのようなクリニックもありこちらは女性が利用しやすくて快適に過ごせるような設備になっています。探してみると、色んなクリニックがあるので自分の利用したいところを探してみましょう。

インプラントの治療費

インプラント治療とは、歯が抜けて無くなってしまったところにインプラントという人工的に作られた歯根を骨に埋め込む治療です。この説明からも分かるようにこの治療は簡単なものではないので、費用も必然的に高くなります。 このインプラント治療の費用は、手術・人工歯・検査の三つの独立した費用から計算されます。

骨にねじを埋め込む手術で歯一本当たり約10万から30万前後が相場です。また人工歯の費用は一本当たりで5万から20万前後が相場です。歯科医院によってその値段は変わりますが、平均で歯一本当たりで40万円弱であることが多いようです。なので、複数の人工歯を埋め込むとなると100万円以上かかってしまうということになります。

歴史を遡ればインプラントの起源は紀元前になります。近代のインプラント治療は約60年前に発見されたチタンと骨との結合をなしでは語ることができません。この時代までは、インプラント治療は行われていましたがどの金属などの材質でもすぐに抜けてしまうのが欠点でした。これによって、このインプラント治療を行う人は少なかったのです。これが、このチタンと骨が結合するという発見によってインプラント治療が大きく発展することになりました。これから、ねじ式のものスクリュー式のものやチタンとどのような材質を組み合わせると長期間使用できるのか患者さんの負担を減らせるのかなどの研究が飛躍的に発展してきました。 チタンと骨の結合の発見が今日のインプラント治療の発展のきっかけを作ったのです。

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