普段よくマスクをしている人や、普段から口臭に気をつけている人であれば、自分の口臭に気付きやすいものです。
そういった人であれば、「あれ、この時間帯になるといつも口が臭う気がする」と感じることがあるでしょう。
これは実は気のせいではなく、実際に口臭は時間帯によって強さが変わっているのです。

口臭は時間帯によって変わる?

口臭を気にする女性イメージ

口の臭いというのは一定ではなく、その時々によって細かく変化します。
例えば、臭いの強い発酵食品やニンニク、ニラを食べた時は、口臭に食べたものの強い臭いが移ってしまいます。
また、朝起きたばかりの時や、お昼ご飯の前の空腹時にも口臭が強まる傾向があるため、こうした時間帯ごとの口臭には気をつける必要があるでしょう。
逆にいえば、口臭ケアをする場合、口臭が強くなりやすい時間帯に行うと効果的。
そこで、1日の内、口臭が強くなりやすい時間帯について詳しく見ていきましょう。

口臭が強くなる時間帯:起床時~午前11時

起床時のイメージ

要注意ポイント1:起床時

1日の中で最も口臭が強くなるのが、朝起きたばかりの時です。
これは「モーニングブレス」とも呼ばれ、誰でも口臭が強くなる時間帯として知られています。
口臭が強くなる理由は、寝ている間に唾液の量が減ってしまうから。
唾液は口臭の原因となる菌の増殖を抑える効果があります。そのため、寝ている間に唾液の量が減ったことで口臭の原因菌が増加。強い口臭が現れてしまうのです。

【対策】

  • 夜寝る前にデンタルフロスなどを使い、念入りに歯磨きをする
  • 朝食を食べて、唾液を出やすくさせる
  • 夕食に消化の悪いもの(牛肉など)を食べ過ぎたり、お酒を飲み過ぎたりしない
  • いびき改善グッズを使い、寝ている間口の中が乾かないようにする

要注意ポイント2:朝からの会議

会社に務めていると、朝一で会議に出席したり、朝礼に参加することがあります。
その際に人前でプレゼンすることがあれば、ガチガチに緊張してしまう人もいるでしょう。
強いストレスを感じた時は、口臭も強くなります。
ストレスを感じた時、口の中がカラカラに乾いたという経験は誰しもあるはず。緊張すると唾液の分泌量が低下してしまい、口臭を発生させる菌が増加してしまうのです。
緊張している状態というのは、強いストレスを感じている状態ともいえます。大勢の前で話すことが苦手な人ですと、口臭がきつくなる可能性があるのです。
また、人前で話す場合、口臭が相手にも気づかれやすいため、会議に参加する前にしっかりとケアをしておく必要があります。

【対策】

  • 会議の前に口臭ケア用品を使用する
  • 会議前に水分補給をして口が渇くことを防ぐ
  • 出勤前に歯を磨いておく

要注意ポイント3:昼食前の空腹時

起床時以外にも、口臭が強くなりやすいのが、空腹を感じている時です。

口臭が強くなるグラフ

https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/35_kousyuu/

上のグラフを見てもらえばわかりますが、朝食前(起床時)・昼食前・夕食前のそれぞれ3回、口臭が強くなっているのがわかります。
食事前に口臭が強くなる原因は、空腹時に唾液の分泌量が減ってしまうからです。
また、胃に食物がない状態ですと、消化液である膵液が使われないため、胃で分解されてしまいます。
膵液は分解されると悪臭を放つガスが発生されますが、そのガスが血液に取り込まれ、息の中に混ざってしまうことがあるのです。

【対策】

  • 食事前に口臭対策のガムやタブレットなどを食べる
  • 水分補給をして唾液の不足を補う
  • マスクを着用して、息の臭いが漂うことを防ぐ

口臭が強くなる時間帯:午後12時~午後6時

仕事中のイメージ

要注意ポイント1:臭いの強い食べ物を避ける

朝食はあっさりしたものを食べる人が多いでしょうが、昼食になるとお店で脂っこい料理を頼んでしまう人もいるでしょう。
たくさんの香辛料が使われている料理や、ニンニクなどの臭いの強い食材が入っている料理を食べると、その料理の臭いが口に残り、口臭が強くなってしまいます。
臭いの強いものはできるだけ避けるか、食後にしっかりと口臭対策をしておく必要があります。

【対策】

  • 食後に歯磨きか、うがいをして食べかすを洗い流す
  • 食後に消臭効果の高いガムを食べる
  • 消臭効果のある牛乳やりんごジュースを飲む

要注意ポイント2:業務でのストレス

仕事で疲れを感じてくるのが、大体午後16時~17時の間ではないでしょうか?
疲労感は強いストレスが溜まっている証でもあるため、ストレスによる口臭が現れやすいのです。
ストレスからくる口臭は、口の乾きを改善することで対処できます。
水分を口にすることのほか、原因のストレスを抑えるため、数分の小休憩を取るのもよいでしょう。

【対策】

  • 水分補給をする
    ※コーヒーなどのカフェインを含む飲み物は、午後に飲むとかえって疲労感を高めるため、なるべくカフェインが含まれていないものを飲む
  • 軽く休憩を取り、疲れからくるストレスを抑える。
  • ちょっとだけ甘いお菓子を食べて、唾液の分泌&疲労感の低減
    ※ダラダラとお菓子を食べると口臭の原因菌が増加してしまうため、一口で食べ切れる量のお菓子が理想的

口臭が強くなる時間帯:午後7時~午後11時

飲み会のイメージ

要注意ポイント1:お酒

仕事が終わった後、ストレス発散のためにお酒を飲むという人は多いはず。
しかし、お酒は飲みすぎると翌日の口臭を悪化させてしまうため、飲む量はほどほどにしておきましょう。
お酒を飲むと、肝臓がアルコールを分解して無害化させます。しかし、量が多いと肝臓の処理が追いつかず、柿が腐ったのような臭いを放つ「アセトアルデヒド」が口臭として現れてしまうのです。
また、お酒を飲むとどうしても味の濃いおつまみが欲しくなりますが、このおつまみも口の臭いを悪くさせてしまいます。

【対策】

  • 1日の適正量の範囲でお酒を飲む
    ※1日の適正量
    日本酒(アルコール15度):1合(180ml)
    ビール・チューハイ(アルコール5度):1.5缶(520ml)
  • 度数の強いお酒は、必ず水割りにして飲む
  • こまめに水分を補給する
  • うがいをして、口内の食べかすやアルコールを残さない

要注意ポイント2:寝る前の歯磨き

寝る前に歯磨きをするのは、翌日の口臭に関わるため重要なことです。
口臭の原因となる菌は、寝ている間に増殖してしまいます。寝る前にしっかりと歯磨きをすることで、寝ている間一気に増殖されることを防げるでしょう。
毎日食後に3回歯を磨いているという人は多いでしょうが、朝と昼は大まかに磨いても良いです。そのかわり夜間は歯の間や奥など、徹底して磨くことで口臭を防ぐことができます。
歯に付着する歯垢は、およそ24時間で作られます。この歯垢は菌の温床となるため、1日に1回は徹底して取り除く必要があるのです。
寝る前に念入りに歯を磨けば、翌日に歯垢が残ることはないため、口臭予防&虫歯予防に高い効果があるでしょう。

【対策】

  • デンタルフロス、タフトブラシといった道具を使い、歯を徹底して磨く
  • 常に鏡で磨く場所をチェックし、磨き残しがないようにする
  • 10分~15分かけて、丁寧に磨く

時間帯ごとの対処法まとめ

時間ごとのイメージ

朝の時間帯の口臭対策

  • 朝食をしっかりとる
  • 出かける前に歯を磨く
  • 2週間に1回のペースで、舌ブラシを使って舌の汚れを取る
  • 水分補給をして、唾液が少なくならないようにする
  • 口臭が気になる場合、口臭対策のサプリやタブレット、ガムを食べる

昼の時間帯の口臭対策

  • 食後は歯磨きをするか、ガムを食べて口臭を防ぐ
  • 水分を補給して、ストレスによる口の乾燥を防ぐ

夜の時間帯の口臭対策

  • お酒を飲む量をほどほどにする
  • 翌日まで臭いが残るようなものを食べない
  • お酒を飲む時は、水分補給もかかさず行う
  • 夜寝る前に念入りに歯を磨く

まとめ

時間に注意を促すイメージ

口臭は時間帯によっても強くなりますが、それ以前に時間帯ごとの行動によっても、口臭の強さは大きく左右されるようです。
普段からの口臭を防ぐには、口臭ケア用品にばかり頼らず、日頃の生活習慣の見直しも同時に行うようにしましょう。

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