日本人の3人に1人が煩わされているという花粉症。
絶えず鼻詰まりや目のかゆみに悩まされるため、外出するたびに憂鬱な気持ちになる人も多いでしょう。
しかしこの花粉症は、鼻や目だけでなく、口にまで悪い影響を与えてしまうのです。。
今回は、花粉症によって悪化する口臭の問題について説明しましょう。

花粉症で口臭がキツくなる?口コミまとめ

花粉症の女性のイメージ

【21歳女性】花粉症の薬で口臭がキツくなった

花粉症に悩む女性画像1

花粉症になるといつも鼻水がズルズル出るし、目はショボショボするしで本当に嫌。
しかも最近、マスク越しに口の臭いがかなりヤバくなってるって気づいて、かなりショックでした。

口臭が強くなったのって、薬局で花粉症用の薬を買った時からなんですよね。だから、もしかしたら口臭がキツくなる副作用でもあるんじゃないかって思います。
口臭は嫌だけど、薬を飲まないともっと花粉症もつらくなるし、どうすればいいかマジで悩んでます。

 

 

【27歳女性】マスクする機会が多いと口臭が気になります

花粉症に悩む女性画像2

3月から4月の間はマスクが手放せなくなりますよね。私もこの時期、外に出る時はずっとマスクを着用しています。
けど、このマスクが厄介で、息が中でこもっちゃうから、どうしても自分の口臭を感じやすくなるんですよね。

「えっ、なんか今日の私息臭くない?」って思うと、マスク越しに周りの人にも臭いが漂ってるんじゃないかって心配になります。
以前口臭について調べたことがあるんですが、ストレスを感じると口臭が強くなるらしいんです。
マスクをしていると自分の口臭がすごく気になって、そのストレスで余計に口臭が強くなるのかも。
一応口臭改善グッズは使ってるんですが、効果も短いし、根本的な解決もできないしでかなりツライですね・・・

 

【34歳女性】蓄膿症が口臭の原因かも

花粉症に悩む女性画像3

以前から花粉症の時期になると、口の臭いがドブみたいな臭いになることがありました。
口臭の悪さは虫歯や歯周病のサインだと聞き、不安になって歯科で検査してもらったのですが、歯に悪いところはありませんでした。
ところが、歯医者さんが言うには「蓄膿症が口臭の原因かもしれない」とのこと。その歯医者さんは口臭外来もしている人なので、話の内容は信用できそうだと思えましたね。

私は花粉症になると蓄膿症も同時に発症してしまうようです。
口臭を予防するには、原因である花粉症を治すしかなさそうですが、どう治せば良いのやら・・・口臭に関しては諦めたほうが良さそうです。

花粉症で口臭が現れる5つの原因

口臭を気にする女性イメージ

鼻詰まりのせいで口呼吸をしてしまう

花粉症になると、アレルギー反応によって鼻の粘膜が腫れ上がってしまいます。
鼻の穴が狭くなってしまうと同時に、たくさんの鼻水も現れてしまうため、鼻で呼吸をしにくくなります。
こうなると呼吸をするには口で行うほかはなくなりますが、口で呼吸をすると口臭がひどくなってしまうのです。
口で呼吸をすると、口の中が乾燥しやすくなります。
口の中の環境は唾液によってコントロールされていますが、口内が乾燥すると唾液の分泌量が減ってしまい、悪臭を放つ口内の菌が増加してしまうのです。
また、口呼吸をすると口からの息が直接届くようになるため、周りにいる人が口臭を感じやすくなります。

後鼻漏(こうびろう)による口臭

後鼻漏とは、鼻水がのどへ流れてしまう症状のことです。
実は鼻水は無意識の内にある程度のどに流れてしまうものです。しかし、本人が認識できるほど大量の鼻水がのどに流れ込んでしまったり、粘りが強く濃い鼻水が流れてしまうと、後鼻漏だと診断されてしまいます。
鼻水の中にはたくさんの菌がふくまれており、それが後鼻漏としてのどや舌の付け根に張り付くことで、鼻水の中の菌が大量に繁殖します。
これらの菌は繁殖することでドブのような強い悪臭を放つため、後鼻漏が起こると口臭がきつくなるのです。

蓄膿症(ちくのうしょう)の影響

蓄膿症とは、鼻の奥にある副鼻腔(ふくびくう)が炎症を起こし、たくさんの膿が溜まってしまう症状のことです。
蓄膿症になると、慢性的な鼻詰まりや後鼻漏が起こりやすくなります。重症化すると頭痛や思考力の低下、鼻の周りの痛み、味覚の低下などの症状も現れ、実生活で大きな負担となります。
蓄膿症が起こると、副鼻腔に溜まっていた膿が喉や舌の付け根などに付着してしまいます。
この膿にはたくさんの菌が含まれています。それらの菌が強烈な悪臭物質を作り出すことで、ドブのような口臭が現れてしまうのです。

花粉症によるストレス

花粉症になると、絶えず鼻水による息苦しさや鼻をかむ煩わしさ、チクチクとする目の痛み、のどのイガイガ、鼻詰まりによる不眠症など、実生活で負担となる症状がいくつも現れます。
花粉が飛散する2~4月の間はつらい日々を送る人は多いでしょうが、この花粉症によるストレスで、口臭が強くなってしまうのです。
ひどく緊張している時、口の中がカラカラに乾いてしまったという経験は誰しもあるはず。これは強いストレスによって唾液の分泌量が減ってしまい、口の中が乾燥してしまったことが原因です。
唾液の量が減ると、口内にいる悪臭菌が増してしまい、口臭が腐った卵のような臭いになってしまいます。

花粉症の薬の使用

花粉症に用いられる薬は、アレルギーによる炎症を抑える「抗ヒスタミン薬」と呼ばれる薬剤が一般的です。
この抗ヒスタミン薬は、口の中が乾きやすくなるという副作用があるため、口内の乾燥によって悪臭菌が増加。それにより口臭が悪化しやすくなるのです。
抗ヒスタミン薬の中でも、「抗コリン作用」のある薬や、エフェドリンを含んでいる薬は、この副作用が現れやすいです。
薬剤師さんに薬を変更してもらうか、副作用が現れない市販の花粉症の薬を購入しましょう。

花粉症による口臭の治し方1:クリニックでの治療

医師のイメージ

花粉症からくる口臭を治すには、元凶である花粉症を改善する必要があります。
薬の処方のみをして欲しい場合は内科。手術などの専門的な治療を受けたい場合は耳鼻科・耳鼻咽喉科・アレルギー科などを受診しましょう。

薬物療法

薬物療法は、内科・耳鼻科・耳鼻咽喉科・アレルギー科で受けられます。
主に処方されるのは、抗ヒスタミン薬などの炎症を鎮める薬です。
最近では副作用が現れにくい「第2世代抗ヒスタミン薬」が多く処方されているため、口臭や眠気などの副作用が気になる人は、医師や薬剤師に副作用の少ない薬を頼むとよいでしょう。

【第2世代抗ヒスタミン薬】

  • アレジオン
  • エバステル
  • クラリチン
  • ルパフィン など

【価格】

1回の処方につき、1,000~2,000円(保険適用時)

舌下免疫療法(減感作療法)

舌下免疫療法は、耳鼻科・耳鼻咽喉科・アレルギー科で受けられる治療法です。
アレルギーの原因物質をちょっとずつ体内に入れて、過剰な免疫反応を抑えるという減感作療法(げんかんさりょうほう)の一種です。
アレルギーの原因となる物質を含むエキスを舌の下につけることで、体内に吸収させ、徐々にアレルギー物質を体に慣れさせます。
今まで減感作療法は注射によって行われていましたが、この舌下免疫療法は注射による痛みがないので、長期間の通院による負担が少ないのが特徴です。
治療を受ければ誰でも100%治るとは限りませんが、症状の緩和などの効果や安全性については多くの権威団体から認められている治療法なのです。

【価格】

1ヵ月でおよそ3,000円(保険適用時)

レーザー治療

レーザー治療は、耳鼻科や耳鼻咽喉科で受けられる治療法です。
鼻の粘膜にレーザーを照射することで粘膜を減らし、鼻粘膜の炎症を起こしにくくできます。
痛みや出血が少ないことから、CO²レーザーが用いられることが多く、治療後1週間程度で慢性的な鼻詰まりが解消されます。
治療による効果は高いものの、持続期間が1~3年ほどなので、効果がなくなった場合は再度治療を受ける必要があります。

【価格】

手術台のみでおよそ9,000~10,000円
アレルギー検査や術後の投薬を含むと15,000~20,000円(保険適用時)

花粉症による口臭の治し方2:花粉症および口臭改善グッズの使用

サプリのイメージ

花粉症や口臭の改善グッズは数多く販売されています。
症状が非常に軽度な場合や、耳鼻科などに通院するひまがないという人は活用してみてもよいでしょう。

資生堂薬品 IHADA 花粉吸着防止スプレー

IHADA_花粉吸着防止スプレー画像

IHADAの花粉吸着防止スプレーは、顔や髪にシュッとスプレーすることで、空気中の花粉を反発してくれるスプレーです。
特許技術の反発イオン技術により、花粉が近づくことを防ぐことができます。
花粉を完全にシャットアウトすることはできないため、マスクの着用は必須です。しかし、使用することで花粉がつきにくくなるので、花粉症による症状の緩和が期待できるでしょう。

 

小林製薬 ハナノア

小林製薬_ハナノア画像

ハナノアは、鼻うがい専用の洗浄液です。
鼻にノズルを差し込み、プッシュすることで、鼻の奥に入った花粉などのアレルギー物質を洗い流すことができます。
鼻うがいは慣れていないと鼻の痛みを感じやすく、また鼻粘膜を傷つける恐れもあります。
しかし、ハナノアは体液に近い成分で出来ているので、痛みや粘膜への負担が少なく、誰でも簡単に鼻うがいができるのです。
ミントの香料が含まれているので、洗浄後は爽やかな香りが持続します。

 

 

ティーライフ なた豆茶ブレンド

ティーライフ_なた豆茶ブレンド画像

http://www.tealife.co.jp/1tealife/natamame/02/index.html

なた豆は、膿出しの薬として漢方薬にも使用される豆です。
花粉症による口臭は、蓄膿症や後鼻漏などの膿の臭いが原因となるため、膿の排出を促すなた豆は口臭予防に効果的なのです。
また、なた豆には「カナバニン」などの抗炎症作用も含まれているので、花粉症による症状の緩和も期待できます。
ティーライフのなた豆茶ブレンドは、健康や美容に効果のあるハト麦と、ポリフェノールを豊富に含む黒豆を特別にブレンド。香ばしい風味と美容・健康への効果が期待できるのです。

 

DR.C医薬 花粉を水に変えるマスク

DR.C医薬_花粉を水に変えるマスク画像

花粉を水に変えるマスクは、ハイドロ銀チタン®フィルターによって、花粉を分解・除去できるマスクです。
ハイドロ銀チタン®は光触媒作用を応用した素材です。
光触媒とは、紫外線に当たると活性酸素を放出し、汚れのタンパク質を分解し落としてしまう素材のこと。ハイドロ銀チタン®は、そんな光触媒の作用を応用し、花粉のタンパク質を水や二酸化炭素に分解します。
花粉を分解し、無害化することで、アレルギーによる症状を緩和できるのです。
水に変えるといっても、マスクが湿ってしまうほどの量ではないので、不快感などもなく着用できます。
マスクはハイドロ銀チタンの濃度で選べるため、症状や目的に合わせて購入できます。

  • +4レベル・・・一般的な花粉対策レベル
  • +5レベル・・・ハウスダスト対策レベル
  • +6レベル・・・花粉ピーク時の対策レベル
  • +10レベル・・・花粉・ハウスダスト対策レベル

 

 

Relacul リラクルのエチケットサプリ

リラクル_エチケットサプリ画像

https://relacul.jp/etiquette/

リラクルのエチケットサプリは、シャンピニオンエキスを始め、7種類の口臭改善成分を配合したサプリメントです。
マッシュルームから取れるシャンピニオンエキスは、消臭効果が高いため、摂取することで胃腸からくる口臭を防ぐことができます。
また、腸内環境を改善する効果もあるので、腸内環境改善によって免疫力を高め、花粉症による症状を緩和するという効果も期待できます。
メントールやバラの花びらエキス、ペパーミントも配合。息の臭いをリフレッシュさせてくれます。

花粉症による口臭の治し方3:生活習慣の改善

健やかな生活イメージ

クリニックでの治療や、花粉症対策のグッズを使用することと同時に、生活習慣の改善を行いましょう。
花粉症自体を治すことは難しいですが、日々のちょっとした対策で、つらい症状を和らげられるかもしれません。

帰宅後に部屋着へ着替える

外で着ていた服には、空気中を漂っていた花粉がたくさんついています。
花粉症対策として、家に入る前に服を叩いて花粉を落とすという方法がありますが、手で服を叩いても落とせる花粉は少ないため、これだけでは不十分です。
家に花粉を持ち込ませないためには、玄関先で服の花粉を払うことはもちろん、着ていた服をすぐに脱ぎ、部屋着に着替えるのがベスト。
できれば髪や肌についた花粉を落とすためにも、帰宅後はすぐに入浴するのが1番です。

起きてすぐに部屋の掃除をする

花粉症対策をする上で、部屋の掃除をすることは基本ともいえます。
早朝は人が動いていないため、床の下に多くの花粉が落ちています。朝すぐに掃除をすることで、花粉が部屋で舞い上がることを防げるでしょう。
花粉が最も飛散する時間帯は午前9時から午後3時。
この時間帯を避けて掃除と換気をすることで、部屋の中の花粉を取り除くことができます。
また、濡れ雑巾やモップで床を水拭きすることや、加湿器を使って部屋の湿度を高めることも、部屋の花粉を舞い上げない方法として効果的です。

エアコンに花粉吸着フィルターを付ける

エアコンは部屋全体の空気の流れをコントロールできます。
そのため、備え付けのエアコンに花粉吸着フィルターをつければ、部屋に漂う花粉を一気にフィルターに集めることができるのです。
最近では空気清浄機能つきのエアコンも多く販売されており、フィルターも自動で掃除してくれるため、室内での花粉症対策の大きな味方となってくれるでしょう。

免疫バランスを整える食事を取り入れる

花粉症などのアレルギー症状は、体の免疫バランスが乱れることで発症しやすくなります。
特に重視されているのが、腸内にある免疫関連の細胞。腸内環境が乱れると、この細胞からIge抗体と呼ばれるアレルギーに反応する物質が多く作られるため、花粉症などのアレルギー症状が悪化しやすくなるのです。
発酵食品や水溶性食物繊維など、腸内環境を整える栄養素を多く摂取することで、腸内の環境を整え、ひいては免疫バランスを整えることができるでしょう。
また、サバやアジなどの青魚に含まれるEPA・DHAは免疫バランスを整える働きがあるため、こちらも普段の食事に取り入れることをオススメします。

7~8時間の十分な睡眠時間

免疫のバランスは、自律神経のバランスと深いつながりがあります。睡眠時間が短いと、自律神経のバランスが乱れてしまい、免疫のバランスも悪化してしまうのです。
また、睡眠時間が不十分だと、ホルモンバランスが乱れてしまい、心身の不調やストレスが現れやすくなります。ストレスは免疫のバランスを乱す要因となるため、睡眠不足は花粉症などのアレルギー症状を悪化させる要因となるのです。
7~8時間以上の睡眠を心がけることで、免疫バランスが乱れるリスクを減らし、花粉症の症状緩和が期待できます。

まとめ

医者のイメージ

花粉症で口臭の悪化を実感した人は、実に7割もいるとされています。
普段マスクをしていても、マスクの隙間から臭い息が漏れてしまうこともあるため、花粉症対策と同時に、口臭対策もしっかりしておく必要があります。
自力での対策が難しい場合、または花粉症の症状が重度の人は、無理せずクリニックへ受診するようにしましょう。

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